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ギリシャのアテネから世界遺産メテオラ行きの鉄道に乗った感想・設備・画像

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アテネからカランバカへの列車の旅の記事のアイキャッチ 旅行・おでかけ

どうも、ころえもんです。ギリシャはアテネ中央駅から、世界遺産メテオラのあるカランバカへ、鉄道で旅してきました。ベルトラこのオプショナルツアーに申し込んで。

当記事ではアテネ中央駅(ラリッサ駅)の様子、車内設備の画像、見どころ・感想を中心にお届けします。

アテネからメテオラへ観光を計画しているという方の参考になれば幸いです。




アテネから世界遺産メテオラへの鉄道はラリッサ(アテネ中央駅)から

ころえもん一行はアテネ市内中心部「パルテノン神殿(聖闘士星矢でおなじみ)」から徒歩10分ほどのアッタロスホテルに宿泊。

1日に一本しかない列車の発車予定時刻は朝7時20分。ラリッサ駅(アテネ中央駅)*発。

*このラリッサ駅の別名がアテネ中央駅。なんで二重に名前があるのかはよくわからない。

*要注意:ラリッサ駅という名前の駅はギリシャ中部にもうひとつあり、そっちのラリッサはアテネから350キロも遠い、全く別の場所。
下手なググり方をして、勘違いしてしまうと(それ私)、とんでもない場所に行ってしまうのでご注意を。

アッタロスホテル前→ラリッサ駅(アテネ中央駅)はタクシーで10分ほど。
ハプニングが起きてもリカバリーできるよう、発車50分前にはタクシーに乗った。
慎重派はとにかく早め早めの行動。

[aside type=”boader”]心配性が想定する遅刻の要因
⑴寝坊⑵お腹の調子を壊してトイレから出られない⑶ドアの鍵が壊れて部屋から出られない⑷忘れ物を取りに帰る⑸タクシーの運転手と意思疎通ができず違う場所に連れて行かれる[/aside]

ハプニング⑴〜⑸は起こらず、たいした傷も負わず、タクシー運転手が無愛想で怖かった以外は順調に進んだ。怖いは言いすぎか。無愛想の極み。

アテネのタクシーについて

タクシー運賃。乗車する際に「10ユーロ」と言われ、降車時に払った。およそ10分間の距離で10ユーロ( 約1300円)。ただし迎車。

妥当額なのかはよくわからない。(ろくに調べていない。慎重派の割にその辺は雑)
これは事前に知ってはいたことだが、日本のようなメーター器はない。

それよりとにかく無愛想でやっぱり怖い。(ころえもんが小心者すぎるのかもしれない)

たまりかねて「観光産業が国の収入の大きな柱なんだからもう少し愛想良くしたらどうだね!キミ!」と説教したころえもん。脳内で。

まあ、偉大な古代ギリシアが遺した数々の遺産があれば、愛想が悪くても治安が悪くても観光客は減りはしない…のだろう。

[aside]補足
ちなみに、多くの「ザ★世界遺産!」「これでもか!世界遺産!」を抱えるギリシャ…のわりには、日本で売られている旅行ガイドブックが圧倒的に少ないのです。意外と。お時間があったら書店で探してみてください。ほぼ無いから。地球の歩き方でさえ、なかなか置いてないから。[/aside]

アテネでタクシーに乗るのはこれが初めて。
料金も無愛想さもこれが標準仕様なのかは、謎。
なお運転の荒さについては、標準。
アテネ中心部においては信号も整備もろくにない、かなりデンジャラスな交通事情。
日本に比べ車もたいそう雑に走る。
たいていの海外がそうらしいけど。
よって歩行する我々も、融通をきかせて歩かねばならなくなる。けっこうハラハラする。

6時45分にはラリッサ駅(アテネ中央駅)に到着した。

ラリッサ駅(アテネ中央駅) の外観と周辺

アテネ中央駅(ラリッサ駅)外観
アテネ中央駅(ラリッサ駅)外観

朝7時前の「アテネ中央駅」。

かのアテネ。ああ、古代の栄華。しかも「中央」駅だ。AKBで言えば総選挙で決めるほどのセンターの座。

日本で言えば東京駅とか京都駅だろう。いや、その2都市よりはるかに歴史も古〜い古〜い大都市の、センターだ。

しかし、この駅はあまり立派ではない。威容もない。なんなら薄暗い。
治安の悪そうな匂いがする。

でも朝なら清々しい。どうりで早朝7時前なわけだ。

ラリッサ駅(アテネ中央駅)内部の様子。改札はない。

アテネ中央駅の内部
アテネ中央駅の内部

改札口はない。(なのでチケットない人でもスーッとホームへ入って乗れてしまう。)

▼設備を説明してみました

ギリシャ アテネのラリサ駅(アテネ中央駅)の内部
簡素。

構内の隅っこに窓口が一応あって2人の駅員?がいたが、キップを切る役目ではない。
全席指定だけど、駅に切符を切る係の人はいない。改札口もなくホームへ素通りだ。

キップ的なものはというと、メテオラ観光のオプショナルツアーを予約しておいた際、旅行会社からメールで送られてきた「予約の紙」を持ってホームへ。

日本で言う「ザ!切符」みたいなものに置き換えるという行為の必要がなかった。

これがチケット。2等車。

アテネ中央駅とカランバカ駅の往復のチケット
予約確認 兼 往復のチケット(旅行会社からのメールに添付されていたpdfをプリントアウトしたもの。)

この紙の下の方にQRコードがある。
列車の中で車掌?がコードリーダーの機械を持ち歩いており、一人ひとり乗客に見せるよう、巡回してくる。

ただし、この紙を車掌に見せてもリーダーで読まずに、黙視で一瞬見ただけで OKの客もいた。(←私)

そうかと思えばリーダーでピッピッと読まれている客もいる。

  • 一瞥をくれて終わるパターンと
  • リーダーで読まれるパターン

同じ二等車でも違う。規則性つかめない。

ころえもんだってピッてされたかったのに。

アテネ中央駅カランバカ駅間のチケットのバーコード
読まれたり読まれなかったりのQRコード

ギリシャでは交通ストライキが頻繁に起きる

informationと書かれた下のアナログ掲示板。

ちょくちょくストライキがあるらしいギリシャ。

アテネ中央駅の掲示板

推察するに、ストライキが発生した場合、この掲示板に張り紙がされ、告知されるのだろう。

1日に一本しかない列車でメテオラ観光を予定し、チケットを取っている旅行客のことなど気にしないのだろう。
その一本が旅行者の予定を一日棒に振る可能性など考えない。

困るけど、でもそうでもしないと労働者の権利は守られないのかもしれない。

幸いにして我々が乗る日は平常運転。
他の旅行ブログで読んだような、大幅な遅れもなかった。

意外なことにほぼ定刻通りに発車した、この日のギリシャのワイルド・トレインであった。

みやげもの屋などない。少なくとも朝の7時には

相当数の観光客が利用する駅だろうけど、みやげ物は片鱗もない。

食べ物はというと、アテネ中央駅前にプレッツェルを売るワゴンが。
中央だけど、質素。商売っ気がない。それだけ。

アテネ中央駅前のパン売りワゴン
プレッツェル売りの黄色いワゴン。

またこのプレッツェルがでかい。

ギリシャ。
食べ物のサイズがでかい。

食事もスイーツも日本の感覚の1.8倍くらいある。(日本が世界標準より小さいのか。)

飲み物はコーヒーの自動販売機。
それに、ガラスケースに皮のままのオレンジがゴロゴロ入っていて、注文すると搾ってくれるんだろう「生搾りオレンジジュースのワゴン」もあった。

アテネ中央駅ホームの様子

質素だけど、そこそこきれいなホーム。(朝だから?)
列車にはド派手な落書き。これはこれで見応えある。

アテネ中央駅のホーム

カランバカ行きは8番ホームから。

続く

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