少子・非婚にもフィットする社会制度っていう方にシフトしていかないと、ダメじゃないですか?現実。

単身独身おひとりさま

少子・非婚にフィットする制度じゃないとこの先の日本って立ちいかないんじゃね?

シングル化する日本 (新書y)のエッセンス・要点。感想。

シングル化する日本 (新書y)
いまどき、男らしさ/女らしさだの「専業主婦」だのの意義を称揚した条例を作る自治体があるそうな。
あるよね、行政主導で婚活イベントとか。
結婚したいって個人で思うのは自由だよ。
けど、行政がそれを主体に考えたら息苦しいくないですか?
もうすでに、実態との乖離が激しすぎてて。
ギャップに苦しめられて自殺者や家出してる人が多いんだよね。

自殺者と同じくらい家出した人数も地味に多い

平成13年の自殺者約3万人のうち男性サラリーマンが約9000人。

同じ年、家出した人が28,000人いる。

自殺者とほぼ同数の人(サラリーマン)が家出しちゃってるんだって…。多くない??

自殺者の数ってわりと取りざたされるけど、「家出」の人数ってあまり認識したことないや。3万人近くもいるんだね。

家出。蒸発。つまり家族と付き合いきれない、背負えない。離れたい…って強く思ってる人がそんなにいるわけだ。。いろんな事情があるだろうけど。。

家族って「制度の圧」がやばいじゃんね

いろんな事情があるだろうけど、今さら男らしさを求めたり女を家庭に閉じ込めようとした、そんなプレッシャーもあったんじゃないかな。

「女は女らしくおとなしくしてろ!」・・今でも一部であるけど、でもさ。
男の方だって「男なんだから泣くな!弱音を吐くな!」なんて言われるのだってつらいわ。

キツイ縛り、もうみんなで止めない?

もう、この流れを社会の変化だと受け止めて少子・非婚でも幸福に生きられる社会を作ったほうがいいよね。個人で思うのは勝手だけど行政がそれを大前提にして制度設計したりするのってもうギャップありすぎなんだよね…。

受け止めてそれに合わせた方がどう考えてももうポジティブだよ。

もう時代は戻らないんだよ。

夫婦と子供2人と言う家族像はもはや典型的ではなく家族単位と言うシステムそのものが行き詰まってる著者はこの現実を様々なデータから結論づけてる。

さっきの自殺者30,000人、家出も約28,000人弱という数字。
全てが家族単位主義の犠牲だとは言わないけれども。シングル化している実態に合わない諸制度が弱い個人への過剰の重圧となってる。

著者の提案はとってもシンプル。

家族単位という建前はもはや現実にあっていない。

だから世の中の諸制度を現実に合わせていけばいい。

単身独身おひとりさま

 

行政は家族を1つの単位として考えるのではなく個人を単位として考えればいい

企業は男性世帯主が家族を養うことを前提にした賃金や福利厚生のありかたを止めればいい

止めればいい、というか止め始めてるでしょう?

だってさ。悲しいかな今はもう男性も正社員じゃなかったりフリーランスの方も増えてきたりして。
昔みたいに家族4人養えるだけの収入を得られてなかったりするよね?

だったら共働きで奥さんも働きやすく・賃金も同じように1+1の2馬力で「生活共同運営パートナー」という概念でさ。

企業での働き方改革って。そもそも、企業もムシがよくてさ。

そんなに賃金を与えてない上に、派遣制度を悪用したり正社員をお荷物に考える企業も多いよね。雇うことを渋る。
契約社員だとして1年ごとで契約見直しや、派遣だったら「長くても3ヶ月」毎で契約更新するだのしないだのって…!どんだけ短期の目先すら不安にさせといてさ。

それで「結婚できない情けない人らが多すぎる」って?!はぁー?だよね。

じゃないと虫がよすぎんだってば。矛盾に気づけ。行政も企業も

そんな行政や企業に依存するのももういやだよね。。でもどうしたらいい・・・?→わからない→絶望→自殺・家出したりしてるんじゃないかなぁ…。

この本は2003年初版だけどそれから15年経った今ですら、個人単位/家族単位のあり方って行政や企業レベルであんまり変わってない。

ただ、体感だけど、以前より「お一人様」がもっと認められはじめた、というか「存在しているのは認識してると言わざるをえない」「無視したいからできてた今までとは違って、無視できないレベルまで増えてるな・・」と社会・行政も思い始めた程度にはなったよね。

つまり現実と制度の大きな剥離

行政はそれを前提にせず結婚しろ結婚しろって言う。
「少子や非婚になるにはそれなりの社会的原因」があるって、分かるはずですが。。

セクシャルマイノリティに結婚に似た制度を認めた行政がちらほら出てきていますよね。マイノリティーが認知され始めたとても喜ばしい社会の動きだとは思う。
けれども一方でもっとマイノリティー(のような感じにとらえられがちながらも実はすごい数がいる)お一人単位のほうは、どうする?

結婚制度ていうのがもう(同性にしろ異性にしろ)、その大前提をとっぱらう方がいいんじゃないの?
そしたら諸問題も解決じゃない?

結婚してもすぐ浮気・不倫・離婚、しちゃってるじゃん

「だったらどうして結婚するんだろう」「最初からしなくてよくない?」って思うよね。

周りのプレッシャーや体裁のために「私そろそろ結婚しなきゃなぁ」的に仕方なく結婚しちゃってる人も相当数いるでしょ。

「心の底から、自分の意志だけで」「体裁とか・行き遅れと人から見られるのが嫌だからじゃなくて」腹の底から自分の意志でしてる人ってどれくらいいるんだろう。もはや本人ですらその違いは分からないのかもしれない。

縛りから自由になれないもんなの?

したい人はしたらいいと思うよ。もちろん。でも「したくないけどしなきゃなぁ」で、

結婚→辛くなって家出。

いつの間にか→家庭内別居

同じ人をずっと愛せなくて→よそで浮気・不倫。

なんなんだろうね?

結婚という縛りがなきゃ起きなかった不幸がたくさん

異性も同性もどうして結婚しようとするんだろう。

個人単位のつながりで良くないですか?

結婚するにしても契約更新制度にしたらいい

相手に改善して欲しいことがあるのに我慢してしまう大人しい性格で、ストレスだけ溜めていく何十年とか、幸福でしょうか?
日々の話し合いができない、パワーバランスのとれていない夫婦でも、定期的に見直す時期を法的に設定して、そこでお互いに話し合って、生活のアレコレを改善していける。
例えばそんな結婚制度。

家族単位の話は働き方とも密接に関わっている

働き方改革って国会でも議論してしてるけど。

副業をみとめはじめたのも「定年まで給料払い続けられません!副業して自分の面倒は自分でみてくれ!」的なことでしょ。

かつての家族像【お父さん】が定年まで企業で働き続けてれなくなった、ということを国レベルが言ってきてるんだよ。女性もはたらいてかないと、国はもう持ちませんーて。

働き方を改革しないと企業・社会が持続していかなくなったって事は、家族(生活単位)のあり方にも社会的変化が起きていたってことだよね。
お父さんは外で長時間働き休みの日もゴルフ接待でクタクタ。
奥さん専業主婦で家のこと全て守って子育ても全て任されて…って昭和スタイルじゃ、もう経済的にも立ちゆかなくなった→からの→働き方改革なのでは?

 

そもそも核家族にしても、専業主婦にしても、高度経済成長期に都市部に発生した一時的なもの。

時代はいつだって変わるのね…

実態と制度がちぐはぐだから、その深い溝に落ちて潰れる人が減らない

生活の単位(個人/家族)制度だって、実態にフィットしていかなきゃ。
行政機関もそこんとこ考えて実行していかないと。時代は変わったんだ。

働き方改革、はたらき方改革!←昔の「お父さんが外で稼いで、妻子を養うスタイル」が経済的にも維持できなくなったからだよね?だったら経済・労働とリンクしてる「暮らし方・家族のありかた・生活単位のありかた・結婚制度(および結婚をしない制度)」も変わらざるを得ないんだってば。でも変化に気づいてない・無視してる旧態依然層も多くて、その乖離が苦しい。

まあ、選択的夫婦別姓制度ですら決まらない日本ですからね。
「選択的」って言ってるでしょうが。
したくない人はしなければいいだけなのにね。
反対している今の高齢世代が「退場」するまでは少なくともムリか・・・。

そんなことを考えさせられた読書体験でした。

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